遠野、重瑞渓から神々の清流へ・・
2014年 10月 27日
岩手、遠野での渓流散策は本流・猿ケ石川の最上流域が最終訪問地でした。早池峰神社の麓に多くの支流域を抱える猿ケ石川、四季を通じて多くの方々を迎える「重湍渓(チョウタンケイ)」、巨大な花崗岩が階段状に畳を敷いたような景観はこの紅葉の時期がもっとも引き立つ季節と言えます。
重湍渓から上流域に向うと小さな集落に出逢う。その情景はほんの小さな清流の里川に思え、山肌を這うように上り詰めた山岳地で出逢う景観がまさに、この地が「遠野物語」の神秘的趣に納得する。そして、神々宿る早池峰の支流域に出逢うとき、その神秘性に納得する。不思議な里である・・。
いつもの渓れが本当に魅力的に感じた岩手・遠野の清流散策でした。際立つ彩色の先々はこの地の素晴らしさを表現するに余りある数時間でした。その数日後には冷え込みと同時に大地に散ってしまう紅葉には、いよいよもって千秋楽の様ですね。秋の遠野、最後のチャンスですよ!・・。
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